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『Leto LETO レト』2018(ロシア、フランス)

『Leto LETO レト』2018(ロシア、フランス)

日本公開 2020年7月24日 

1980年代前半。西側諸国(資本主義諸国)の文化は禁忌とされていたソ連時代に活動していた実在のバンド、KINO キノー(ロシア語で映画の意味)の物語。


監督:キリル・セレブレニコフ
脚本:キリル・セレブレニコフ

ヴィクトル:ユ・テオ
ナターシャ:イリーナ・ストラシェンバウム
マイク:ユ・テオ

KINO 懐かしい。
ちょっとくぐもったような ヴィクトルの哀愁が漂うヴォーカルとメロディが魅力のバンド。
彼らの中には、当時すでにアメリカなど西側の音楽が失ってしまった “規制からの解放″や “自由″を求めるロックが生きていた。
ロックを聴きたければロシアや中国のバンドだ!と感じ、彼らのようなバンドを聴き漁っていたことを思い出した。
あの頃聴いていた KINO が 今、“映画” になるなんて予想もしなかった。
なんとしても観たい。

ちなみに、KINO はこんなバンドね。


『Never Look Away ある画家の数奇な運命 Werk ohne Autor』2018(ドイツ)

『Never Look Away ある画家の数奇な運命 Werk ohne Autor』2018(ドイツ)


日本 公開予定 2020年秋

若き美術学生クルト・バーナート。
クルトは自由な表現を求めて、恋人エリーとともに東ドイツから西ドイツへ脱出する。
しかし、ナチス政権下で過ごした少年時代の経験がトラウマとなり彼を苦しめる。

ドイツの画家、ゲルハルト・リヒターの半生をモデルに、クルトをとおしてドイツの“歴史の闇”と“芸術の光”を描く。



監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
脚本:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク

クルト:トム・シリング
シーバンド教授:セバスチャン・コッホ
エリー・シーバンド:パウラ・ベーア
エリザベト・マイ:サスキア・ローゼンタール
ヴェルテン教授:オリバー・マスッチ



2020.8.11 追記
2020.10.2 日本公開

『Padmaavat パドマーワト 女神の誕生』(2018) を観てきたよ

『Padmaavat パドマーワト 女神の誕生』を観てきたよ
(2018 インド)日本公開 2019.6月

まだ、日本公開が決まる前、このトレイラーを見たときから夢のような美しさに囚われてしまった。

バーフバリのヒットのおかげでインド映画が上映される機会が増えたので、これもイケるのではないかと期待はしていた。
とはいえ、実際に公開日が決まったときはうれしかった。
しかも、まさか近場で上映されるとは思っていなかったのでなおさらうれしかったのだ。


個別記事がないので、ざっくりストーリー
舞台は13世紀、インドのラジャスターン地方
メーワール王国の王ラタン・シンの妃となったパドマーワティ。
二人仲睦まじく幸せが続くかのように思われたが、ラタン・シンに仕えていたブラフマンを不敬罪で国外追放したことから不幸が始まる。
(あ、あれ?これはもしやネタバレに当たるのか…)
一方、北インドから勢力を拡大し続ける残酷無慈悲なスルタン、アラーウッディーンは、
まだ見ぬ絶世の美女パドマーワティを我が物にしたいという思いに憑りつかれていく。

ストーリーを成しているのは、イスラム教神秘主義者の詩人マリク・ムハンマド・ジャーヤシーが1540年に著した叙事詩「パドマーワト」
史実をもとに、美と愛を巡る義の戦いの物語にした創作。


監督:サンジャイ・リーラ・バンサーリー
脚本:プラカーシュ・カパディア、サンジャイ・リーラ・バンサーリー

パドマーワティ  :ディーピカー・パードゥコーン
ラタン・シン   :シャーヒド・カプール
アラーウッディーン:ランヴィール・シン
マリク・カーフール:ジム・サルブ



感想
まるで博物館に展示されているインドの細密画が動き出したかのような映像美に圧倒された。
衣装もセットも、ただただ口をあけて観ていることしかできない美しさなのだ。
よくありがちなマサラ映画のけばけばしさとは別世界。
(まぁ、あれはあれでおもしろいんだけどね。毎日見せられたら飽きるからw)
そうだよ!こういう芸術的なインド映画が観たかったんだよ!
それを、ちゃんとしたスクリーンと音響で観ることができたシアワセ。
上映してくれたことに感謝しかない。

ストーリーはシンプルなので、深く考えずに映像と音に身をまかせて味わうことができたのもよかった。
パドマーワティの才色兼備な魅力は当然なのでおいておいて、イチ推しは凶悪スルタンのアラーウッディーン。
ラタン・シーンには悪いが、アラーウッディーンのワイルドなルックスには抗えない魅力があるのだ。
なかなかオシャレなところ、小鳥を大事にしているところ、オフには三つ編みにしちゃうところなどもたまらない。
凶悪な野獣のくせに、「え、まさかそこで?」というところで踊っちゃうのはヤバい。
重厚な映画で、しかも野獣が踊るかなぁ…と突如マサラであることを思い知らされて、一瞬引いてる自分がいた。
でも、いいのだ。イケメンは正義w サービス・ショットもあったしね(そこ?)

そして、忘れちゃいけないマリク・カーフールくん。
彼はアラーウッディーンに影のように寄り添う忠実な下部で実在の人物。
あまりの尽くしっぷりに、ちょっと腐展開を期待してしまい申し訳ない。
もちろん、そういう展開はなしw

という訳で、これは映像美に酔いしれるため、機会があるなら映画観で観るべき作品。
(腐女子のみなさん、二次創作よろ)

2019.10.14 追記
2020年01月08日 Blu-ray、 DVD 発売♪



『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』を観てきたよ

『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』を観てきたよ

(2018 フランス・アメリカ・ベルギー・シンガポール・インド)
日本公開 2019.6月



一言でいうと、世界の良いところも辛い問題も含めたカラフルな作品。
インドの街にあふれる色の洪水、さりげなく提示される社会問題、笑いが詰め込まれているという意味でもカラフルなのだ。

貧困、教育、難民など、考えさせられる問題も織り交ぜながら
「シアワセってなんだろう」という永遠ともいえそうな問いに対する答えを教えてくれる。
そして、最後はシアワセで満ち足りた気持ちにしてくれる素晴らしい作品。

インテリアショップで一目惚れしたマリーを相手に一芝居打つアジャに、はじめは怪訝な顔をするマリーがだんだん乗ってきて合わせてくれたのは見ていてうれしかった。
そんなマリーとまた会う約束を取り付け、宿泊先とした洋服ダンスに入って眠りについたまではよかったが…あろうことか、タンスごと出荷されてしまう!

その後は次々といろいろな災難(?)に巻き込まれ世界を旅していくのを見ていると、
もうマリーには会えないの?この先どうなるの?とグイグイ引き込まれていく。

そして行く先々で、困難にあいながらも彼は周りにやさしく接する。
そんな彼に惹きつけられた人たちによって、アジャ自身もシアワセを感じ、彼の進むべき道を見出していく。

ただの巻き込まれコメディ映画のように思われがちだが、実は人の心の深いところに訴えかけてくる素晴らしい作品なのだ。
こんな世の中だから、より多くの人に観てほしいな。


音楽もいいよ~♪
主演のダヌーシュが歌う Angrezi Luv Shuv


関連記事:『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』

『Beautiful Boy ビューティフル・ボーイ』(2018 米) を観てきたよ

『Beautiful Boy ビューティフル・ボーイ』2018(アメリカ) 2019.4 日本公開

父デヴィッド・シェフと、息子ニック・シェフが、それぞれの視点からつづった回顧録をもとに、ニックの薬物依存症からの回復への険しい道のりと、息子を信じて支える父の愛を描く。

監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
脚本:ルーク・デイヴィス、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン、
原作:デヴィッド・シェフ、ニック・シェフ

デヴィッド:スティーヴ・カレル
ニック  :ティモシー・シャラメ




辛い内容だけど、とっても良かった。
息子ニックのティモシーも、父親デヴィッドのスティーヴ・カレルも素晴らしい。
音楽もシガーロスやニルヴァーナなど緊張感と重苦しさ、残酷な美しさを演出していて絶妙。

ニックが弟たちと戯れているシーンを見ていると、それだけで幸せ。
なのに、その後ふたたび闇に落ちてゆくニックと、なすすべもなく憔悴する父デヴィッドを見るのが辛い。

エンドクレジットの終わりまでいない人が多かったのも残念。
そもそも、ポップコーンやら何か食べながら観ている人が多かったのが嫌だったんだけどね。
まぁ、そういう人たちがエンドクレジットで出て行ったのだから当然といえば当然か。

2019.9.30 追記

10.25(火)より Amazon Prime Video で独占配信

THE HAPPY PRINCE 『さすらいの人 オスカー・ワイルド』

THE HAPPY PRINCE 、邦題 『さすらいの人 オスカー・ワイルド』 でデジタル配信決定。

結局、日本での劇場公開はないまま、デジタル配信で 2019.4.24 公開。

これで、コリン・モーガンを拝める。よかった。

『THE HAPPY PRINCE』

『Bumblebee バンブルビー』を観てきたよ

『Bumblebee バンブルビー』2018(米、中) 日本公開2019.4


『トランスフォーマー』シリーズ第一作の主人公、サムとバンブルビーが出会う前の1987年を描く。
バンブルビー(マルハナバチ)と名づけられた由来、なぜ彼が声を失ったのかが解き明かされる。



監督:トラヴィス・ナイト
脚本:クリスティーナ・ホドソン(ハドソン)

チャーリー:ヘイリー・スタインフェルド
メモ:ホルヘ・レンデボルグ(ジョージ・レンデボーグ)


ビーは最初からカマロじゃなかったんだw

とにかく、ビーが健気で可愛い!今まで以上に好きになった。
声も記憶も奪われて、たった一人で知らない星に来たなんて、どんなに心細かったことか。
チャーリーにみつけてもらえてよかったね。
父を失くした悲しみから立ち直れず、家族ともギクシャクしていたチャーリーだからこそ
ビーの気持ちに寄り添い、愛情を注ぐことができたんだね。さらに、そうすることでチャーリー自身も救われたんだろうな。

時代設定が80年代後半ということで、会話に使われる曲が懐かしい曲ばかりというところも好き。
メモを演じていたホルヘくんは『Brigsby Bear ブリグズビー・ベア』『Love,Simon Love、サイモン』で観て以来気になっていた子。最近は『Alita アリータ』にも出ていたのがうれしかった。これからもっと出演作品が増えますように。

エンドクレジットも黄色と黒のバンブルビー色でよかったよ。

『Bumblebee  バンブルビー』トレイラー、インタビュー集

『Bumblebee』Soundtracks (Songs Playlist) 『バンブルビー』プレイリスト

『バンブルビー』を見る



『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』(2018 豪、米、印)の日本公開が決定!

『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』 2019.9月 日本公開決定


よかった!公開されるのね。

アミハマにデヴ・パテルときたら、当然といえなくもないけど。
ああ、これで一安心というか楽しみが増えたわ。

作品紹介記事:『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』

『The Conductor ザ・コンダクター』2018(オランダ)  レディ・マエストロ

『The Conductor ザ・コンダクター』2018(オランダ)
原題 De dirigent
* 邦題『レディ・マエストロ』で 9月20日 日本公開決定

女性として世界初の交響楽団指揮者アントニア・ブリコの実話をもとに制作。

1902年オランダ生まれ。
1908年、養父母とともにアメリカ移民となったアントニアは指揮者になることを夢見ていた。
が、だれもが真剣には受け止めるることはなかった。

1927年、ベルリン芸術大学に入学、さらにドイツの指揮者カール・ムックのもとで3年間学んだ後、
1930年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団でプロの指揮者としてデビューを果たす。



監督、脚本:マリア・ピータース(Maria Peters)

アントニア:クリスタン・デ・ブラーン(Christanne de Bruijn クリスティアヌ・ド・ブラン)
フランク:ベンジャミン・ウェインライト
カール・ムック:リチャード・サメル

オランダの映画ということで、監督、役者ともに日本ではなじみのない名前で読み方に迷うほど。
映像も音楽も美しくてトレイラーだけでも惹かれる作品。
ぜひとも日本公開してほしい。


2019.6.25 追記
邦題『レディ・マエストロ』で 9月20日に日本公開



2019.7.18 追記
『De dirigenレディ・マエストロ(The Conductor )』日本語字幕付き予告公開




2020.3.14 追記
DVD 2020年04月03日発売
『The Conductor レディ・マエストロ (~アントニア・ブリコ~) 』

2020.4.3追記 デジタル配信開始
『The Conductor レディ・マエストロ ~アントニア・ブリコ~』を見る



『Head Full of Honey ヘッド・フル・オブ・ハニー』2018(米)

『Head Full of Honey ヘッド・フル・オブ・ハニー』2018(米)

2018年 アメリカ、ドイツ合作 日本 劇場公開なし
ティル・シュヴァイガーによる2014年の同名作品の、ティル・シュヴァイガー自身によるリメイク。

気丈でユーモアのセンスにあふれていたアマデウスは、最近、長年連れ添った妻を亡くし、一人での暮らしがままならなくなってしまった。
そんな父を見かねた息子ニックは、父を呼び寄せ同居することにしたのだが、
アルツハイマーの進行により、次第に家庭内の緊張が高まり、施設に入れることを決心をする。
孫娘のティルダは献身的に祖父と接するうちに、彼がかつての思い出の地を訪ね歩きたいという願いを持っていることを知る。
施設に入る前に、ティルダは大好きなおじいちゃんの願いをかなえようと、一緒にベネチアへと旅立つのだった。



監督:ティル・シュヴァイガー
脚本:Hilly Martinek原作、ティル・シュヴァイガー

アマデウス:ニック・ノルティ
ニック:マット・ディロン
ティルダ:ソフィ・レーン・ノルティ


トレイラーだけで、もう、すでに泣きそう。とっても気になる。
ぜひとも日本公開してほしい。

ちなみに、ティルダを演じるソフィちゃんはニック・ノルティのお孫さんだとか。
かわいくて利発そうなお嬢さんですな。

2020.3.12 追記 邦題『ヘッド・フル・オブ・ハニー』デジタル配信
劇場公開なし
DVD、Blu-rayなし。2020.1.15より公開 配信のみ

アマゾンンprimeビデオ『Head Full of Honey ヘッド・フル・オブ・ハニー』



『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』2018 (オーストラリア)

『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』2018(オーストラリア、アメリカ、イギリス、インド、シンガポ-ル)
日本公開未定→2019.9.27日本公開


2008年にムンバイで起きた同時多発テロの実話をもとに制作。
ターゲットの一つとなったタージ・ホテルが襲撃された。
宿泊客を命がけで守るホテルスタッフ、生まれ来るまだ見ぬ我が子を守ろうとする夫婦。
極限状態におかれた人間の勇気と慈悲の心を描く。



監督:アンソニー・マラス
脚本:ジョン・コリー、アンソニー・マラス

オベロイ(料理長):アヌパム・カー(ケール)
アルジュン(ウェイター):デヴ・パテル
デイヴィッド:アーミー・ハマー


2018.9
トロント国際映画祭など、カナダ、オーストラリア、アメリカの映画祭でのプレミア上映
2019.3 オーストラリアより各国順次一般公開
2019.3.14現在 日本公開未定

日本公開はどうなのかな?観たい。
でも、アーミー・ハマーだよ?日本で人気あるよね。そこに望みをかけよう(笑)
個人的にはデヴ・パテル推しだけど。


2019.3.16 追記
『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ トレイラー、インタビュー』のまとめを作ったよ

2019.3.27 追記
『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』の日本公開が決定!


2019.9.28 追記

『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』を観てきたよ。

もう、何が起こるのかわかっていながら観たので、始めからすでに泣きそう。
遅刻しながらも、いつもどおりに出勤して行くアルジュンに「今日は行かないで」と言いたくてたまらない。
まるで、その場にいるかのような緊張感に、ずっと身構えて観入っていたせいで2時間でかなり疲れた。
それにしても、わずか2時間という枠の中で、各人物それぞれの立場と心境が表現されていたのが素晴らしい。
冷静さと勇気をあわせ持ったオベロイ料理長。
偏見から恐怖心を露わにするイギリス人女性客に対して優しく誠実に接するアルジュン。
幼さも残した実行犯の青年からは、信仰心を利用されてテロリストに仕立て上げらてゆく仕組みが伝わってくるし、
それと同時にイスラムに対して悪いイメージを抱かせる本当の原因も伝わってくるはずだ。

お互いの違いを認め、思いやりの心があれば世界を良くしてゆくことができるという希望を抱かせてくれる。
が、裏を返せば、それらがない限り希望はない、ということでもあるのが悲しい。
今、この映画が作られた意義を考えたい。


ブリーという女性を演じていたアジアン・ビューティが気になり、ちょっと調べてみた。
名前は、Natasha Liu Bordizzo(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ?)
オーストラリアのモデル、女優で中国系イタリア人。
彼女の魅力は美しさだけではない。
シドニー工科大学では法律とコミュニケーションを学び、
武道にも長けていてテコンドーの黒帯取得しているのだと!
素敵♪

『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』を見る

『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』(2018)

『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』(2018 フランス・アメリカ・ベルギー・シンガポール・インド)

日本公開 2019.6月

生まれてこのかたムンバイ近くの小さな町を出たことのなかったアジャ。
母親が亡くなったことをきっかけに、パリで暮らす父を訪ねることにした。
所持金はわずか100ユーロ(しかも偽札!)
パリに着いた彼は 憧れのインテリアショップ に向かった。
やがて閉店時間になり、泊まるところがないのでタンスに身を潜めたまではよかったが、
なんとタンスごと搬出されてしまい、ロンドン、ローマ、トリポリ…と世界を巡るはめになる。


監督:ケン・スコット
原作:ロマン・プエルトラス『IKEAのタンスに閉じこめられたサドゥーの奇想天外な旅』
アジャ(アジャタシャトュル):ダヌーシュ
ネリー:ベレニス・ベジョ
マリー:エリン・モリアーティ


気になっていた映画が日本公開されてうれしい。
これはバーフバリ効果なのか(笑)

それにしても、日本の公式サイトはまだ空っぽ状態…


関連 感想記事:『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じ込められた僕の奇想天外な旅』を観てきたよ

2020.3.6 追記
『The Extraordinary Journey of the Fakir クローゼットに閉じこめられた僕の奇想天外な旅』を見る


『Stockholm ストックホルム』2018(カナダ、アメリカ)

『Stockholm ストックホルム』2018(カナダ、アメリカ)

日本公開未定

“ストックホルム症候群”の語源となった1973年にストックホルムで起きた銀行強盗事件




監督:ロバート・バドロー
脚本:ロバート・バドロー 原作:ダニエル・ラング

ラース・ニーストローム :イーサン・ホーク
ビアンカ・リンド:ノーミ・ラパス
グナー・ソーレンソン:マーク・ストロング

マーク・ストロングに髪がある!しかもロン毛なので、ちょっと不思議な感じw
ストックホルム症候群といえば、『ファイティング・ダディ』で
連れまわした子どもに「ストックホルム症候群って知ってる?」なんて台詞があって笑った。

2020.7.7追記
邦題『ストックホルム・ケース』で 2020年11月6日 公開


ノーミ・パラスが語る『ストックホルム・ケース』とストックホルム症候群

『Ben Is Back ベン・イズ・バック』

『Ben Is Back ベン・イズ・バック』2018.12(米)

クリスマス・イヴの朝、ドラッグ依存症の療養施設にいるはずの息子、
19才のベンが突然、帰ってきた。
母、ホリーは安堵とともに最愛の息子を迎え入れるが、彼が完全に薬と手を切れているかは訝しく感じていた。
そして試練の24時間。彼らの人生変えてしまうような新たな真実が明らかになる。
ホリーの不滅の愛が試されるとき、はたして息子を救うことはできるのか。



監督:ピーター・ヘッジス
脚本:ピーター・ヘッジス

ベン:ルーカス・ヘッジス
ホリー:ジュリア・ロバーツ


今のところ日本での公開は未定。観たい!
お父さんは出演してないけど、まぁ、ひとつの親子共演といえるかな。
あ、この組み合わせなら話題性あるから日本での公開もありかも。



2019.2.14追記
『ベン・イズ・バック』の邦題で5月24日に公開決定!


デジタル配信
『ベン・イズ・バック』を見る

『Boy Erased ある少年の告白』2019.4月 日本公開決定

『Boy Erased』が邦題『ある少年の告白』で、2019年4月に日本公開される!

これはうれしい。

内容に惹かれていたのはもちろん、監督、脚本をジョエル・エジャートンが務めたと知り、かなり前からずっと気になっていた作品。
さらに、主演がルーカス・ヘッジズときたら、そりゃあ、もうそそられるわ。
しかも、グザヴィエ・ドランも出ているとなれば、観ないわけにはいかないでしょ。

母親は息子を施設に送り届けるほどに否定的だなんて、見ている側が辛い。
その反面、幼いジャレドが映っているホームビデオからは愛情深く育ててきたこともわかり、ちゃんと最後には見方になってくれるに違いないという安心感もある。
という訳で『LION』に次いで、ニコール・キッドマンがまたまた素晴らしいお母さんな予感。

矯正施設に入所する際、私物をすべて預けるシーンがあって、すでにやりきれない気持ちにさせられる。こんなのセラピーなんかじゃない、明るく清潔なだけの牢獄だよ(涙)

まだ日本公開が決まっただけらしく、現時点では公式サイトも未開設で詳細情報はないのね。(実は2017年の9月から気になってUSサイトは追ってた)



バプティスト教会牧師の息子、19歳のジャレドは両親に問い詰められ、ゲイであることを告げざるを得なかった。
両親は信仰と息子への愛に折り合いをつけることに苦悩し、彼を同性愛者矯正施設へ入れる。
ジャレドは施設での矯正プログラムになじめず、指導者と対立するなかで自分の心の声に耳を傾け、真の自分を受け入れていく。


ガラルド・コンリー原作の実話をもとに映画化。

監督、脚本:ジョエル・エジャートン(エドガートン、エガートン)

ジャレド(ジャレッド):ルーカス・ヘッジス
ナンシー(母):ニコール・キッドマン
マーシャル(父):ラッセル・クロウ


本編よりチラ見せ


トロイ・シヴァンが歌う主題歌『REVELATION』がまた良いのです。
映画の映像と一緒のビデオもあるけど、せっかくなので歌詞付きビデオを貼っておこう。



ガラルド・コンリー、ジョエル・エジャートンが語る『Boy Erased ある少年の告白』


Boy Erased: A Memoir of Identity, Faith and Family
Garrard Conley



追記:2019.4 日本公開
5月1日、映画観で鑑賞

ジョエル・エジャートンがとんでもなく嫌なヤツの役でつらいw
予想通り、ニコール・キッドマンは良いお母さんでした。
そして、これはジャレドの戦いであると同時に、抑圧されてきたお母さんの戦いでもあったんだと思う。

でも、何よりもショックなのは、こんなひどいことが昔ではなく、今の時代に行われていることね。

『ある少年の告白』を見る

『Welcome to Marwen ウェルカム・トゥ・マーウェン』

『Welcome to Marwen ウェルカム・トゥ・マーウェン』(2018.12 アメリカ)


集団暴行を受けて記憶喪失になったマーク・ホーガンキャンプが、
ユニークで美しい治療により再生してゆく実話をもとにした物語。

素晴らしい空想の世界を築き上げ、そこで自分がヒーローになることで自身を癒してゆく。



監督:ロバート・ゼメキス

マーク・ホーガンキャンプ:スティーヴ・カレル
カラララ:エイザ・ゴンザレス
GIジュリー:ジャネール・モネイ


追記 
2019.7.19 日本公開

I Used to be Normal アイ・ユースト・トゥ・ビー・ノーマル(原題) 

『I Used to be Normal』 2018 (Australasia)日本公開未定 


シドニー、メルボルンの映画祭で上映
バックストリート・ボーイズ、ワン・ダイレクション、テイク・ザット、
ビートルズらの女の子ファンたちを追ったドキュメンタリー

ボーイズバンドの魅力にとりつかれた女の子たちを三世代、4年間に渡り追い、
彼女らの人生がいかに劇的に変化していったかを描く。


製作費はクラウドファンディングで調達。
まさにボーイズバンドを思う女の子たち、かつての女の子たちの愛でできた映画。

監督:ジェシカ・レスキ


これはステキ。ぜひ日本でも公開してほしい!



公式サイト

かつて資金が集められていたキックスターター
https://www.kickstarter.com/projects/boybandfangirl/i-used-to-be-normal-a-boyband-fangirl-story

Isle of Dogs『犬ヶ島』

『Isle of Dogs 犬ヶ島』2018(米) 日本公開2018年5月
日本の架空の町、メガサキを舞台に繰り広げられるストップモーションアニメ。
「犬インフルエンザ」の蔓延によってゴミ処理場の島「犬ヶ島」に隔離された愛犬スポッツを探すアタリ少年と犬たちの冒険。
声の出演はビル・マーレイ、スカーレット・ヨハンソン、ティルダ・スウィントン、 オノ・ヨーコ、渡辺謙、夏木マリ、など豪華なのも楽しみ。 

監督:ウェス・アンダーソン 
アタリ :コウユウ・ランキン
スポッツ:リーブ・シュレイバー
チーフ :ブライアン・クランストン

Peter Rabbit『ピーターラビット』2018(米、豪)

『ピーターラビット』日本公開2018年5月

マクレガーさん亡き後、毎日やりた放題に幸せな日々を送っていたピーターと仲間たちだった。が、ある日、マクレガーさんの親戚トーマスが越してきたからさあ大変。トーマス対ウサギたちの仁義なき闘いが勃発。



原作の牧歌的なものを期待すると痛い目に合います(笑) 

こんなのピーターラビットじゃない!という悲鳴が聞こえてきそうだけど、そもそもピーターの声を担当するのがジェイムズ・コーデンという時点で、これはもう別物だと思わなきゃいけない。海外と日本ではポスターからしてすでに違いすぎ。海外版はちゃんと”ならず者”って謳ってるよ。
日本のプロモーションはほのぼのロマンスをにおわせて売ってるけど、もうそういうやり方はやめた方がいい。 真に受けて期待した人ががっかりするし、詐欺まがいの宣伝は誰の得にもならないでしょ。

公式サイト ミニゲームで遊べるよ  http://www.peterrabbit-movie.com

*追記『Peter Rabbit ピーターラビット』を観てきたよ


Amazon Prime Videoで『ピーターラビット』を見る


Puzzle パズル(原題)

『Puzzle』 13 July 2018(アメリカ) 劇場未公開 
邦題『アグネスと幸せのパズル』でデジタル配信


2010年のアルゼンチン映画『幸せパズル』のハリウッド版リメイク
誕生日にプレゼントされたジグソーパズルをきっかけに予期せぬ才能に目覚めることで新しい世界へのとびらが開かれる。


Puzzle | Official Trailer HD (2018)

郊外に暮らす主婦アグネスは同じ毎日の繰り返しにもの足りなさを感じていた。
そんなある日、パズルの才能があることに気付き、すっかり夢中になっていく。
街のパズルショップに置かれた「大会出場パートナー募集」の広告をみつけ応募する。
パートナーのロバートはアグネスの才能と人格を認めてくれ、かけがえのない存在になっていく。


監督:マーク・タートルトーブ
脚本:オーレン・ムーバーマン 原作脚本:ナタリア・スミルノフ

アグネス:ケリー・マクドナルド
ロバート:イルファン・カーン


パズルに夢中になる彼女に「夕食の支度はどうした!」と不満をぶつける夫、ルーイー。
ダメだ、こいつ。アグネスの気持ちがまるでわかってないよ。
大会に出ると告げられ、戸惑いをかくせないルーイーに「おうかがいを立ててるんじゃないの。報告してるの。」ときっぱり言い放つアグネスw よしっ!
予告だけで、いいぞ!負けるな、アグネス!とガッツポーズを送ってしまうよ。
ぜひとも日本でも公開してほしい。

2019.3.12 追記 邦題『アグネスと幸せのパズル』でデジタルロードショー

いつの間にかデジタル配信始まっていた! もちろん、ポチった♪
『アグネスと幸せのパズル』を見る


【感想】
2010年のアルゼンチン映画『Rompecabezas 幸せパズル』と合わせて観てみたよ。

『アグネスと幸せのパズル』2018(アメリカ)
パズルの才能を持つ主婦、アグネス:ケリー・マクドナルド
パズル・チャンピオン、ロバート :イルファン・カーン


『幸せパズル』2010(アルゼンチン)
パズルの才能を持つ主婦、マリア :マリア・オネット
パズル・チャンピオン、ロベルト :アルトゥーロ・ゴッツ



どちらも衝撃的な誕生日パーティー(笑)から始まるところを含めストーリーはほぼ同じ。

アメリカ版のほうが、主人公アグネスについてより詳しく描かれています。
それだけに、敬虔なカトリック教徒で夫以外の男性に惹かれていくことに戸惑いながらも
自分の幸せを求めて一歩踏み出すアグネスの心理が伝わってきてドキドキ。

それに対し、アルゼンチン版はあっさり描かれているのでドキドキ感はありません。
ただ、ロベルトに惹かれていく過程でマリアがきれいになっていくのが実にリアル。


それぞれラストシーンが違うのですが、どちらも心地よい解放感があり、
同じことの繰り返しで閉塞感に苛まれている大人には味わい深い作品。良かったです。

『アグネスと幸せのパズル』2018(アメリカ)

『幸せパズル』2010(アルゼンチン)