『Puzzle』 13 July 2018(アメリカ) 劇場未公開
邦題『アグネスと幸せのパズル』でデジタル配信
2010年のアルゼンチン映画『幸せパズル』のハリウッド版リメイク
誕生日にプレゼントされたジグソーパズルをきっかけに予期せぬ才能に目覚めることで新しい世界へのとびらが開かれる。
Puzzle | Official Trailer HD (2018)
郊外に暮らす主婦アグネスは同じ毎日の繰り返しにもの足りなさを感じていた。
そんなある日、パズルの才能があることに気付き、すっかり夢中になっていく。
街のパズルショップに置かれた「大会出場パートナー募集」の広告をみつけ応募する。
パートナーのロバートはアグネスの才能と人格を認めてくれ、かけがえのない存在になっていく。
監督:マーク・タートルトーブ
脚本:オーレン・ムーバーマン 原作脚本:ナタリア・スミルノフ
アグネス:ケリー・マクドナルド
ロバート:イルファン・カーン
パズルに夢中になる彼女に「夕食の支度はどうした!」と不満をぶつける夫、ルーイー。
ダメだ、こいつ。アグネスの気持ちがまるでわかってないよ。
大会に出ると告げられ、戸惑いをかくせないルーイーに「おうかがいを立ててるんじゃないの。報告してるの。」ときっぱり言い放つアグネスw よしっ!
予告だけで、いいぞ!負けるな、アグネス!とガッツポーズを送ってしまうよ。
ぜひとも日本でも公開してほしい。
2019.3.12 追記 邦題『アグネスと幸せのパズル』でデジタルロードショー
いつの間にかデジタル配信始まっていた! もちろん、ポチった♪『アグネスと幸せのパズル』を見る
【感想】
2010年のアルゼンチン映画『Rompecabezas 幸せパズル』と合わせて観てみたよ。
『アグネスと幸せのパズル』2018(アメリカ)
パズルの才能を持つ主婦、アグネス:ケリー・マクドナルド
パズル・チャンピオン、ロバート :イルファン・カーン
『幸せパズル』2010(アルゼンチン)
パズルの才能を持つ主婦、マリア :マリア・オネット
パズル・チャンピオン、ロベルト :アルトゥーロ・ゴッツ
どちらも衝撃的な誕生日パーティー(笑)から始まるところを含めストーリーはほぼ同じ。
アメリカ版のほうが、主人公アグネスについてより詳しく描かれています。
それだけに、敬虔なカトリック教徒で夫以外の男性に惹かれていくことに戸惑いながらも
自分の幸せを求めて一歩踏み出すアグネスの心理が伝わってきてドキドキ。
それに対し、アルゼンチン版はあっさり描かれているのでドキドキ感はありません。
ただ、ロベルトに惹かれていく過程でマリアがきれいになっていくのが実にリアル。
それぞれラストシーンが違うのですが、どちらも心地よい解放感があり、
同じことの繰り返しで閉塞感に苛まれている大人には味わい深い作品。良かったです。
『アグネスと幸せのパズル』2018(アメリカ)
『幸せパズル』2010(アルゼンチン)