『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』2018(オーストラリア、アメリカ、イギリス、インド、シンガポ-ル)
日本公開未定→2019.9.27日本公開
2008年にムンバイで起きた同時多発テロの実話をもとに制作。
ターゲットの一つとなったタージ・ホテルが襲撃された。
宿泊客を命がけで守るホテルスタッフ、生まれ来るまだ見ぬ我が子を守ろうとする夫婦。
極限状態におかれた人間の勇気と慈悲の心を描く。
監督:アンソニー・マラス
脚本:ジョン・コリー、アンソニー・マラス
オベロイ(料理長):アヌパム・カー(ケール)
アルジュン(ウェイター):デヴ・パテル
デイヴィッド:アーミー・ハマー
2018.9
トロント国際映画祭など、カナダ、オーストラリア、アメリカの映画祭でのプレミア上映
2019.3 オーストラリアより各国順次一般公開
2019.3.14現在 日本公開未定
日本公開はどうなのかな?観たい。
でも、アーミー・ハマーだよ?日本で人気あるよね。そこに望みをかけよう(笑)
個人的にはデヴ・パテル推しだけど。
2019.3.16 追記
『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ トレイラー、インタビュー』のまとめを作ったよ
2019.3.27 追記
『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』の日本公開が決定!
2019.9.28 追記
『Hotel Mumbai ホテル・ムンバイ』を観てきたよ。
もう、何が起こるのかわかっていながら観たので、始めからすでに泣きそう。遅刻しながらも、いつもどおりに出勤して行くアルジュンに「今日は行かないで」と言いたくてたまらない。
まるで、その場にいるかのような緊張感に、ずっと身構えて観入っていたせいで2時間でかなり疲れた。
それにしても、わずか2時間という枠の中で、各人物それぞれの立場と心境が表現されていたのが素晴らしい。
冷静さと勇気をあわせ持ったオベロイ料理長。
偏見から恐怖心を露わにするイギリス人女性客に対して優しく誠実に接するアルジュン。
幼さも残した実行犯の青年からは、信仰心を利用されてテロリストに仕立て上げらてゆく仕組みが伝わってくるし、
それと同時にイスラムに対して悪いイメージを抱かせる本当の原因も伝わってくるはずだ。
お互いの違いを認め、思いやりの心があれば世界を良くしてゆくことができるという希望を抱かせてくれる。
が、裏を返せば、それらがない限り希望はない、ということでもあるのが悲しい。
今、この映画が作られた意義を考えたい。
ブリーという女性を演じていたアジアン・ビューティが気になり、ちょっと調べてみた。
名前は、Natasha Liu Bordizzo(ナターシャ・リュー・ボルディッツォ?)
オーストラリアのモデル、女優で中国系イタリア人。
彼女の魅力は美しさだけではない。
シドニー工科大学では法律とコミュニケーションを学び、
武道にも長けていてテコンドーの黒帯取得しているのだと!
素敵♪
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