『Beautiful Boy ビューティフル・ボーイ』(2018 米) を観てきたよ

『Beautiful Boy ビューティフル・ボーイ』2018(アメリカ) 2019.4 日本公開

父デヴィッド・シェフと、息子ニック・シェフが、それぞれの視点からつづった回顧録をもとに、ニックの薬物依存症からの回復への険しい道のりと、息子を信じて支える父の愛を描く。

監督:フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン
脚本:ルーク・デイヴィス、フェリックス・ヴァン・ヒュルーニンゲン、
原作:デヴィッド・シェフ、ニック・シェフ

デヴィッド:スティーヴ・カレル
ニック  :ティモシー・シャラメ




辛い内容だけど、とっても良かった。
息子ニックのティモシーも、父親デヴィッドのスティーヴ・カレルも素晴らしい。
音楽もシガーロスやニルヴァーナなど緊張感と重苦しさ、残酷な美しさを演出していて絶妙。

ニックが弟たちと戯れているシーンを見ていると、それだけで幸せ。
なのに、その後ふたたび闇に落ちてゆくニックと、なすすべもなく憔悴する父デヴィッドを見るのが辛い。

エンドクレジットの終わりまでいない人が多かったのも残念。
そもそも、ポップコーンやら何か食べながら観ている人が多かったのが嫌だったんだけどね。
まぁ、そういう人たちがエンドクレジットで出て行ったのだから当然といえば当然か。

2019.9.30 追記

10.25(火)より Amazon Prime Video で独占配信