『Boy Erased』が邦題『ある少年の告白』で、2019年4月に日本公開される!
これはうれしい。内容に惹かれていたのはもちろん、監督、脚本をジョエル・エジャートンが務めたと知り、かなり前からずっと気になっていた作品。
さらに、主演がルーカス・ヘッジズときたら、そりゃあ、もうそそられるわ。
しかも、グザヴィエ・ドランも出ているとなれば、観ないわけにはいかないでしょ。
母親は息子を施設に送り届けるほどに否定的だなんて、見ている側が辛い。
その反面、幼いジャレドが映っているホームビデオからは愛情深く育ててきたこともわかり、ちゃんと最後には見方になってくれるに違いないという安心感もある。
という訳で『LION』に次いで、ニコール・キッドマンがまたまた素晴らしいお母さんな予感。
矯正施設に入所する際、私物をすべて預けるシーンがあって、すでにやりきれない気持ちにさせられる。こんなのセラピーなんかじゃない、明るく清潔なだけの牢獄だよ(涙)
まだ日本公開が決まっただけらしく、現時点では公式サイトも未開設で詳細情報はないのね。(実は2017年の9月から気になってUSサイトは追ってた)
バプティスト教会牧師の息子、19歳のジャレドは両親に問い詰められ、ゲイであることを告げざるを得なかった。
両親は信仰と息子への愛に折り合いをつけることに苦悩し、彼を同性愛者矯正施設へ入れる。
ジャレドは施設での矯正プログラムになじめず、指導者と対立するなかで自分の心の声に耳を傾け、真の自分を受け入れていく。
ガラルド・コンリー原作の実話をもとに映画化。
監督、脚本:ジョエル・エジャートン(エドガートン、エガートン)
ジャレド(ジャレッド):ルーカス・ヘッジス
ナンシー(母):ニコール・キッドマン
マーシャル(父):ラッセル・クロウ
本編よりチラ見せ
トロイ・シヴァンが歌う主題歌『REVELATION』がまた良いのです。
映画の映像と一緒のビデオもあるけど、せっかくなので歌詞付きビデオを貼っておこう。
ガラルド・コンリー、ジョエル・エジャートンが語る『Boy Erased ある少年の告白』
Boy Erased: A Memoir of Identity, Faith and Family
Garrard Conley
追記:2019.4 日本公開
5月1日、映画観で鑑賞
ジョエル・エジャートンがとんでもなく嫌なヤツの役でつらいw
予想通り、ニコール・キッドマンは良いお母さんでした。
そして、これはジャレドの戦いであると同時に、抑圧されてきたお母さんの戦いでもあったんだと思う。
でも、何よりもショックなのは、こんなひどいことが昔ではなく、今の時代に行われていることね。
『ある少年の告白』を見る