が、2019年1本目が『I Feel Pretty アイ・フィール・プリティ!』でよかった。
日本公開が決まる前から観たいと思っていただけに、期待も大きかった作品。
結果は、とってもよかった!期待以上。
もう、大好き!これは自分のオールタイム・ベストに入る。
そして、『ボヘミアン・ラプソディ』と同じように、自分のために作られた映画だと思って泣けた。
上映館が多くないのは残念だけど、観ることができて、巡り会うことができたことに感謝。
子どもの頃から可愛いとかきれいという誉め言葉には縁がなくて、辛い思いをしてきた。
容姿だけでなく能力的にもとりたてて優れたものもなく、何一つ取柄も自信もないまま大人になってしまった。むしろ、レネーよりひどかったからレネーの辛い思いは他人事とは思えなくて、はじめから涙目。
それだけに、レネーが幸せな勘違いで自信満々で行動することで事態が思いもよらぬ方向に進んでいくのを見るのは楽しいだけでなく嬉しくてたまらなかった。
優しい恋人ができたり、仕事もとんとん拍子に上手くいって、ずっとこのままでいてほしいと願いながら観ていた。
でも、それで終わるはずがないよね…もちろん、何も変わっていないことに気づいてしまうわけだ。今までの自信を失くして全てを失ってゆくようで
「レネー、気づいて!あなたはずっと変わってない。あなたのままだったよ。今までどおり可愛いよ!」って教えてあげたくて涙が出た。
そして「イーサン、がんばれ!きみが頼りだ!」って叫びたかった。
そう、イーサンという名前の男はたとえ世界を股にかけていなくても頼りになるのだ(笑)
勘違いしているときのレネーを見るのは、どの場面も楽しいけど、特に楽しかったのはビキニコンテスト!会場中を虜にした瞬間は「ざまぁみろ!」ってぐらい痛快だった。
美人にもそれなりに悩みがあるのも好感が持ててよくできていた。まぁ、自分から見たら、「それぐらいなんだよ!」って言いたくなる程度の悩みではあったけどね。
とっても元気になれるので、行き詰って落ち込んでいるとき、特におすすめな映画ですな。
もっと上映館が増えるといいのに。
あと、公式Twitter が消極的すぎる。もっとガンガン推してくれないでどうするの!
レネーに救われる人を増やしたいんだってば。
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