『WORDS ON BATHROOM WALLS ワーズ・オン・バスルーム・ウォールズ』2020(アメリカ)

『WORDS ON BATHROOM WALLS ワーズ・オン・バスルーム・ウォールズ』2020(アメリカ) 

日本公開未定→邦題『僕と頭の中の落書きたち』で、デジタル配信

統合失調症の幻覚に苦しみながらもシェフになる夢を諦めきれない高校生アダム。
転校先で声をかけてくれた率直で知的なマヤに心を開くようになり、心地よいつながりを覚える。
彼女と家族の支えにより、アダムは夢への挑戦に初めて希望の光を見出すことができたのだった。



監督:トール・フロイデンタール
原作:ジュリア・ウォルトン
脚本:ニック・ナヴェダ

アダム:チャーリー・プラマー
マヤ:テイラー・ラッセル
ベス:モリー・パーカー
パトリック神父:アンディ・ガルシア


マヤとの会話中にも幻覚であるレベッカに気を取られていると
「アイコンタクトに問題があるのね」とマヤに言われ
「思ったことはなんでも口にしないと気が済まないの?」と返してしまうアダムに
「思ってもないことなんて言わないわ」とマヤ。

実験中に騒ぎを起こし転校を余儀なくされたけど、そのおかげで救世主となるマヤに出会うことができたんだから、 この世は上手くできてるのかも。

「癌の子には皆なんとかして願いを叶えてやろうとすのに」というアダムの言葉が胸に刺さる。

チャーリー・プラマーとテイラー・ラッセルの演技が光る。観たい!

2021.2.27 追記
4月7日より 邦題『僕と頭の中の落書きたち』で、デジタル配信開始

『WORDS ON BATHROOM WALLS 僕と頭の中の落書きたち』を Prime video で観る

『All My Life オール・マイ・ライフ』2020(アメリカ)

『All My Life オール・マイ・ライフ』2020(アメリカ)

日本公開未定→2020.12.4日~12.10 TOHOシネマズ 日比谷 限定上映

絶望的な状況からの決断と、結婚へと突き進むカップルの軌跡を描く実話。
友人たちに祝福を受けながらのプロポーズ。
幸せの絶頂にいたジェニファーとソロモンだったが、
ある日、ソロモンに末期の肝臓癌が発見される。
衝撃の事実を受け入れられず取り乱すジェニファー。
12月、ソロモンが末期癌と診断され、このままでは夏に予定していた結婚式を迎えることができない。

ソル「もう時間がないんだ。全部やめにしよう」
ジェン「結婚式を?」
ソル「今感じているようなことすべてだよ」

二人の友人たちと家族がクラウドファンディングを募ったところ世界中からの応援を受け
わずか二週間で夢の結婚式を実現することに成功。
そのすべてを通して、お互いへの思いはより深まり、真の愛の力には限界がないことを思い起こさせる。
二人の人生最高の日が始まる。



監督:マーク・メイヤーズ(マーク・マイヤーズ)
脚本:トッド・ローゼンバーグ

ジェニファー:ジェシカ・ロース
ソロモン:ハリー・シャム・Jr.


結婚式で
ソルの「きみは僕になんでもできると思わせてくれる。僕らはなんでもできるんだ」に
「毎朝目覚めるたびに、私はあなたを選ぶわ。私たちを選ぶの」と返すジェニファー。
もう、これだけで泣けるわ。

観たい。日本公開してね。

11.6 追記
邦題『オール・マイ・ライフ』で
12/4日(金)~12/10(木)TOHOシネマズ 日比谷 限定上映



え...なぜ限定上映?

2021.4.9 よりデジタル配信
『All My Life オール・マイ・ライフ』を Prime Video で観る

感想
ソルとジェンが出会ってから初めてのデートが印象的。
ソルの人柄が伝わってきて、ジェンが強く惹かれていくのに重なって、観ているわたしも二人のことがすっかり好きになってしまった。
二人の友人たちも自分のことのように二人の幸せを願い、喜びも悲しみも共有していたのもよかった。
そのおかげで、より二人に感情移入することになり…泣いたり笑ったりで、もうタイヘン。
結婚式でジェンの親友二人が祝辞の途中で感極まってしまうシーンでは
「そうだよね、そうだよね。」と、もらい泣き。

結婚式のパーティーで歌われた曲が意外で、歌い始めたときは
「え?もしかして…?」と戸惑ってしまったw
まさか、あのおめでたいシーンで ロバート・スミスとは!
たしかに、歌詞の内容は二人にぴったりだけど。
あの曲、あのアレンジ、しんみりしすぎでしょw

ちなみに、こんな曲ね。


エンドクレジットで本物のソルとジェンの映像が流れるんだけど、皆に愛される優しそうな人たちだった。
ずっと幸せでいてほしかったな。

『A Christmas Gift From Bob ア・クリスマス・ギフト・フロム・ボブ』2020 イギリス

『A Christmas Gift From Bob ア・クリスマス・ギフト・フロム・ボブ』2020 イギリス  

2020.11.6 イギリス公開 日本公開未定→2021年公開予定→2022年 日本公開

2016年『A STREET CAT NAMED BOB ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』の続編

ボブと過ごしたクリスマスを思い起こすジェームズ。
彼がもっとも苦しいときを通して、ボブがいかに彼に力強さ、友情、刺激を与えてくれたのか。
最終的に、二人は本当のクリスマス精神をお互いに悟るのだった。



監督:チャールズ・マーティン・スミス
脚本:ギャリー・ジェンキンス(ガリー・ジェンキンス)

ジェームズ:ルーク・トレッダウェイ
ボブ:ボブ
アラベラ:アンナ・ウィルソン=ジョーンズ
ビー(ビア):クリスティーナ・トンテリ・ヤング
アニカ:ニーナ・ワディア


ボブの続編がイギリスで 11月6日に公開ですって。

公開前にこの世を去ったボブに捧げるものとなってしまったのね。
ボブ、もういないんだよね…ああ(涙
前作を思い出して泣きそう。

動物福祉局の職員がボブを保護すべきだとジェームズから引き離そうとすると、
ボブを奪われまいとして抵抗するシーンがいじらしくて泣ける。

そして「クリスマスは季節じゃないの。精神なの」というビーの台詞がいい。

これも是非日本公開してほしいな。

2020.12.28 追記
2021年 日本公開予定


2021.11.27 追記
邦題『ボブという名の猫2 幸せのギフト』で 22年 2月25日 日本公開決定

あら、いつの間にか公開日がきまってたw
近場の映画館でも上映されるのがうれしい!

『Jungleland ジャングルランド』2019(イギリス、アメリカ)

『Jungleland ジャングルランド』2019(イギリス、アメリカ) 

2020.11.6 アメリカ公開 日本公開未定→デジタル配信

最後の試合に出るため遠征に出るベアナックル・ボクサーとマネージャーである兄。
そこに想定外に若い女性が加わったことで兄弟の間に亀裂が生じる。


監督:マックス・ウィンクラー
脚本:テオドール・ブレスマン、デビッド・ブロンソン・スミス、マックス・ウィンクラー

スタンリー:チャーリー・ハナム
ライオン:ジャック・オコンネル
スカイ:ジェシカ・バーデン
ペッパー:ジョナサン・メジャース


スポーツに疎いので、今回はじめてベアナックル・ボクシングと聞き 何かと思って調べたら、
ボクシングの原型となった格闘技でグローブをはめずに素手で対戦する
なんてこった!怖いよ。
そんな新しい知識を仕入れたがために観るのが怖くなってきた...
が、我が王が出てるので観ないわけにはいかないのですよ。
いや、それには日本公開していただかなければね?


追記
よかった。劇場公開はないけど配信で観られるね。
劇場公開なし、2020.1.20デジタル配信開始
Prime video で『Jungleland ジャングルランド』を観る

『Uncle Frank アンクル・フランク』2020(アメリカ)

『Uncle Frank アンクル・フランク』2020(アメリカ)

日本公開未定→2020.11.25より邦題『フランクおじさん』でデジタル配信

1973年、ベスは大好きな叔父フランクが教鞭をとるニューヨーク大学で学ぶために、実家を離れニューヨークへとやってきた。
予告なしに訪問した叔父の家でベスを出迎えたのはランクの長年のパートナーであるウォリーだった。
まさか、フランクが家族に隠し続けていた秘密を知ることになろうとは...
父(ベスの祖父)の突然の死。葬儀に参列するためにベスを連れて、遠く離れたサウスカロライナ州クリークビルへと向かう。
ついに、フランクは半生にわたり蓋をしていたトラウマから逃げられなくなる。



監督:アラン・ボール
脚本:アラン・ボール

フランク:ポール・ベタニー
ベス:ソフィア・リリス
ウァリド“ウォリー”:ピーター・マクディッシ
マイク:スティーブ・ザーン
キティ:ジュディ・グリア
母(祖母):マーゴ・マーティンデイル
父(祖父):スティーブン・ルート

長年にわたる父との確執から実家と疎遠になっていたフランクの苦悩。
「カミソリを忘れてるよ」なんて追いかけてきたり、 関係を問われて咄嗟にフランクの甥だと答えちゃうウォリーは笑いを添えてくれてイイ感じ。
そして、もちろん、ソフィア・リリスも気になる!


日本公開は未定だけれど、アメリカでは感謝祭に合わせて 11月25日にアマゾンでの配信予定。
日本でも同時に配信スタートしてくれますように。

2020.10.28 追記
本国と同時 11.25より邦題『フランクおじさん』で日本公開決定!
Amazon Prime Video で独占配信『Uncle Frank フランクおじさん』

『Come Away カム・アウェイ』2020(イギリス、アメリカ)

『Come Away カム・アウェイ』2020(イギリス、アメリカ)

日本公開未定

アリスとピーター、それぞれが不思議の国とネバーランドへと旅立つきっかけとなった前日談。

「不思議の国のアリス」のアリスと「ピーター・パン」のピーターは兄妹だった。
彼らにはデイヴィッドという兄がいたが悲劇的な事故により命を落としてしまう。
2人は悲しみに打ちひしがれる両親を救おうと奮闘するが、やがて現実か想像の世界かの選択を余儀なくされる。
アリスは不思議の国へと一時的に旅立つが、ピーターは現実から逃げ永久にネバーランドの住人となることを選ぶ。


監督:ブレンダ・チャップマン
脚本:マリッサ・ケイト・グッドヒル
原案:ジェームス・マシュー・バリー『ピーター・パン』、ルイス・キャロル『不思議の国のアリス』

ローズ・リトルトン:アンジェリーナ・ジョリー
ジャック・リトルトン:デイヴィッド・オイェロウォ(デビッド・オイェロウォ)
アリス:キーラ・チャンサ
ピーター:ジョーダン・A・ナッシュ
デイヴィッド:リース・イエーツ
チャーリー:マイケル・ケイン
大人アリス:ググ・バサ=ロー

2020サンダンス映画祭にてプレミア公開
2020.11.13 デジタル配信で全米公開


以前、アリス・リデルとピーター・ルウェリン・デイヴィスが出会ったら...という設定のお芝居はあったけど、
このような不思議の国とネバーランドを同時に描く作品ってはじめてかも。
ありそうでなかった設定で興味深いですな。
アメリカでも劇場公開ではなくオンデマンドでの公開だそうで、
ここはひとつ、日本でも同時公開してほしいものですわ。


ちなみに、ウェスト・エンドのお芝居は
『Peter and Alice』2013年3月~6月 @ノエル・カワード・シアター
1932年、ロンドンの書店で開催された『ルイス・キャロル展』にて80代のアリスと 30代のピーターが出会うというもの。

アリス:ジュディ・デンチ
ピーター:ベン・ウィショー


大好きな二人の共演なので観たくて観たくてたまらない。 DVD化して!