『The Nutcracker and the Four Realms くるみ割り人形と秘密の王国』を観てきたよ

日本公開決定前からポスタービジュアル、予告に魅せられていた
『The Nutcracker and the Four Realms くるみ割り人形と秘密の王国』

映像美という点においては期待を裏切らない素晴らしい出来だった。
セットも衣装も美しく、クララ役のマッケンジー・フォイちゃんはひたすら可愛い。
当然ながら音楽もよかった。
現実を忘れたい、気が滅入っている状態の自分には眼福でありがたい作品だった。

まぁ、ストーリーは原作とだいぶ違っていて、あくまで二次創作として楽しむもの。
ちょうど同じくネズミーの『アリス・イン・ワンダーランド』の系統。
ただ、かなり大味だったのは否めない。もう少しなんとかしてほしかった、というのが正直なところ。
でも、嫌いじゃない。お金出して劇場で観て後悔はない。
むしろ、劇場で観ないと残念さが増すだろう。
ちまちま観るにはもったいないから円盤買うとは思えないが、レンタルが出たらまた観たいとは思う。

あと、もう少しセルゲイの出番がほしかったなぁ。
あれはセルゲイの無駄遣いだわ。あの程度なら別にセルゲイじゃなくてもいいんじゃない?
たぶん、ミスティ・コープランドとバランスを取るための配役なのではないかと考えてしまう。

美しい夢の世界を楽しむには素晴らしい作品ではある。

あ、マシュー・ボーン版の『くるみ割り人形』観てみたいな。

関連記事
『THE NUTCRACKER AND THE FOUR REALMS くるみ割り人形と秘密の王国』

新・トレイラー

撮影現場の様子


『くるみ割り人形と秘密の王国』を見る